カテゴリ「慣用句」のスニペット一覧
老兵は死なず、ただ消え去るのみ
老兵は死なず、ただ消え去るのみ
Old soldiers never die, They just fade away(ダグラス・マッカーサー)
役割を終えたものは表舞台を去る。
人事不省
人事不省
意識不明・昏睡状態になること。「―に陥る」
※「じんじふしょう」は間違い
○○は俺の下位互換
○○は俺の下位互換
○○と自分は限りなく似ているが、スペックや実力が自分より劣っている、ないしは物足りない・見下していることを示すネットスラング。lower compatibility。下位互換ではなく上位互換と示すこともあり、その際は相手より自分が劣っていることを示す。
盛者必衰
盛者必衰
世の中は無常であり、勢いの盛んな者もついには必ず衰えほろびるということ。平家物語の出だしの節に用いられている。
眼光紙背に徹す
眼光紙背に徹す
(目の光が紙の裏まで突きとおるというのだから)書物を読むとき、表面の意味だけにとどまらないで、字句の裏に潜む深い真理までを洞察することをいう。
鶏群の一鶴
鶏群の一鶴
多くの凡人の中に一人すぐれた人物がまじっていることのたとえ。「鶏群」は鶏の群れ、「一鶴」は一羽の鶴のこと。
髀肉の嘆を託つ(ひにくのたんをかこつ)
髀肉の嘆を託つ
功名をたてる機会に恵まれないことの嘆き。久しく無事平穏な日が続いたため、戦場で馬を乗り回すことがなかったので、髀(太もも)に肉がついてしまったとの意で、「髀肉の嘆を託つ」と用いられる。
秋波を送る(しゅうはをおくる)
秋波を送る
- 異性の関心をひこうとして色目を使う。「向かい側の男性に―・る」
- 自分の利益のために相手の関心をひこうとする。「大国に―・る」
本来の意味は、美人の涼しげな美しい目もとという意味で、そこから、女性のこびを表わす色っぽい目つきのことをいう。従って「秋波を送る」は、女性の流し目のことをいうのである。
火事と喧嘩は江戸の華
火事と喧嘩は江戸の華
江戸っ子の間では「宵ごしの銭は持たぬ」の言葉にみられる気っ風の良さや、「火事と喧嘩は江戸の華」といわれる威勢の良さを自慢の種としていましたが、現代にもその気質は受け継がれているようです。
驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず)/驕れる人も久しからず(平家物語)
驕る平家は久しからず
『平家物語』の「驕れる人も久しからず」による表現で、栄えている者も、その力と地位を頼みに勝手なことをしているとすぐに滅んでしまうという意味だが、眼前の成功や勝利への戒めとして用いられることが多く、まさに「平家を滅ぼすは平家」とも言う。
庇(ひさし)を貸して母屋を取られる
庇を貸して母屋を取られる
好意で庇がある窓や玄関先を貸したはずが、いつの間にか母屋全体を取られることを言います。庇という家屋の一部を貸しただけで母屋全体を取られているため、多少のだましではなく、本当の悪人にだまされた、と解釈することができます。転じて、恩を仇(あだ)で返されるといったことや、好意から手助けをしたら裏切られるといった意味を持ちます。
乱文乱筆失礼しました
乱文乱筆失礼しました
「乱筆乱文失礼しました」は、自筆で手紙を書く際に、その末尾に添えられる慣用的表現です。最近では手紙よりもメールが使われることが多く、また手紙もパソコンで作成されることが増えています。こうしたメールやパソコンで作成した手紙文は、仮に「乱文」であっても「乱筆」ではないので、こんなケースでこのフレーズを使うのは間違いとなります。
勝てば官軍、負ければ賊軍
勝てば官軍、負ければ賊軍
争いごとでは、結局は勝った方が正しく、負けた方は間違っていたとされてしまう、ということ。
明治維新の際の薩長軍と幕府軍の戦いから生じたことば。「官軍」とは、政府の正規の軍隊で、「賊軍」とは、反乱軍のこと。
齢80という現地の古老ですら訝しむ事態になっている
齢80という現地の古老ですら訝しむ事態になっている
ブスに日傘
ブスに日傘って言うよね(僕が言い始めたんじゃないぞw)