くわばら

落雷を避けるための呪文。雷鳴のするときに「くわばら、くわばら」と唱えると、雷除けになるとされる俗信で、転じて桑の木にもその力があるとされた。

菅原道真(すがわらのみちざね)の霊が雷電となって京都をたびたび脅かした際、かつて道真の所領であった桑原の地には一度も落ちなかったことに始まるという説や、和泉(いずみ)国に桑原という所があり、あるときそこの桑原井という井戸に雷が落ち、村人たちが蓋(ふた)をして閉じ込めたので、雷は「以後けっしてここには落ちない」と約束して天に帰ったにによる、などの説が知られる。

管理人から一言

トーマス
そういう意味だったのでございますな
国王
ほんまくわらばやで
トーマス
そんな感じで使うのでございますな