カテゴリ「語彙」のスニペット一覧
火中の栗を拾う(かちゅうのくりをひろう)
火中の栗を拾う
他人の利益のために危険をおかす行為を表すことわざは、17世紀フランスの寓話(ぐうわ)に由来する。猿にそそのかされた猫が、大やけどしながら火の中から拾った栗を横取りされるストーリーだ。「他人に利用されるな」という戒めとされる。
お伽噺(おとぎばなし)
お伽噺
大名の話相手である御伽衆の手で整理・修飾された昔話のこと。今は童話の一形式。〈かちかち山〉〈桃太郎〉はその典型。
弥縫策(びほうさく)
弥縫策
物事を取り繕うために講じる処置、といった意味の語。欠点を隠すための、一時的な間に合わせ、といった負の意味で用いられることが多い。なお、「弥縫」は縫い合わせて取り繕うことを指す語。
合従軍(合従連衡)
紳士協定
紳士協定
いわゆる不文律(暗黙の了解)の1つで、国家や団体、および個人間における取り決めのうち、公式の手続きや文書によらず、互いに相手が約束を履行することを信用して結ぶものをいう。
アングロ・サクソン
アングロ・サクソン
アングロ・サクソン人は、5世紀頃、現在のドイツ北岸からグレートブリテン島南部に侵入してきたアングル人、ジュート人、サクソン人のゲルマン系の3つの部族の総称である。 この中でアングル人が、イングランド人としてイングランドの基礎を築いたため、現在も英米などの英語圏白人をアングロ・サクソン人と呼ぶ。
- コーカソイド(白色人種群)
- ネグロイド(黒色人種群)
- モンゴロイド(黄色人種群)
ルンペンブルジョワジー
ルンペンブルジョワジー
労働市場での競争で明確に有利となるスキルを持たない主に人文系の卒業生が各産業に入り込み、大学で吹き込まれた道徳的資本を頼みの綱にしてキャリアを築こうとする。その過程で社会がWoke化していったとする議論。
ルンペン(無業者)+ブルジョワジー(有産階級)
テクノクラート
テクノクラート
テクノクラートまたは技術官僚(ぎじゅつかんりょう)とは、科学技術や経済運営、社会政策などの高度な技術的専門知識によって、政策立案に参画し、その実施に関与する官僚、管理者のこと。 技術官僚によって、経済・行政が支配される社会体制や思想は、技術家主義(ぎじゅつかしゅぎ)、またはテクノクラシーと呼ぶ。
VUCA(ブーカ)
VUCA(ブーカ)
- Volatility(変動性)
- Uncertainty(不確実性)
- Complexity(複雑性)
- Ambiguity(曖昧性)
という4つの単語の頭文字をとった言葉で、目まぐるしく変転する予測困難な状況を意味する。