カテゴリ「語彙」のスニペット一覧

熱帯擾乱・波動擾乱

熱帯擾乱(ねったいじょうらん)波動擾乱(はどうじょうらん)

熱帯地方に発生する大気の擾乱をいう。一般に大気の定常状態からの乱れを擾乱とよぶ。擾乱が波状を呈する場合、これを波動擾乱という。波状になることが多く、熱帯低気圧となって台風やサイクロンにまで発達することがある。

盛者必衰

盛者必衰(じょうしゃひっすい)

世の中は無常であり、勢いの盛んな者もついには必ず衰えほろびるということ。平家物語の出だしの節に用いられている。

眼光紙背に徹す

眼光紙背(しはい)(てっ)

(目の光が紙の裏まで突きとおるというのだから)書物を読むとき、表面の意味だけにとどまらないで、字句の裏に潜む深い真理までを洞察することをいう。

鶏群の一鶴

鶏群(けいぐん)一鶴(いっかく)

多くの凡人の中に一人すぐれた人物がまじっていることのたとえ。「鶏群」は(にわとり)の群れ、「一鶴」は一羽の(つる)のこと。

ABCD包囲網

ABCD包囲網

1930年代にアメリカ、イギリス、中国、オランダの4ヵ国が日本に対して敷いた経済的圧力(経済制裁あるいは経済封鎖)による包囲網の通称である。 「ABCD」はそれぞれアメリカ(America)、イギリス(Britain)、中国(China)、オランダ(Dutch)の頭文字である。

失着(しっちゃく)

失着(しっちゃく)

囲碁でまちがった手を打つこと。また転じて、しくじり。

形勢が不利になるような指し手のこと。「悪手」と同じ意味になる。失着を指す確率を減らすことが、勝率を上げるポイントでもある。

慮る(おもんばかる)

(おもんばか)

よくよく考える。熟慮する。はかりごとを立てる。

「相手の事情や周囲の状況について十分に思いを巡らせる・気遣う」あるは「相手の気持ちを察する(忖度する)」という意味の表現である。

満更(まんざら)

満更(まんざら)

「必ずしもだめだという訳ではない」という体裁をとって、「悪くない」「むしろいい」という意味で使われる慣用句です。似た使い方としては「満更でもなさそうだ」「満更捨てたものでもない」「満更嫌でもなさそうだ」などがあります。

折衝

折衝(せっしょう)

外交その他の交渉の、相手との談判・かけひき。「事務レベルで―する」、「―を重ねる」。

「接衝」と書くのは誤り。

最早(もはや)

最早(もはや)
  1. ある事態が実現しようとしているさま。早くも。まさに。「―今年も暮れようとしている」
  2. ある事態が変えられないところまで進んでいるさま。今となっては。もう。「―如何ともしがたい」「―これまで」

「最も早い」の意味では「さいそう」と読む

ガクチカ

ガクチカ

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略です。就活ではほとんどの企業で聞かれる質問ですから、学生の間でも「ガクチカ」で定着しているでしょう。

警察用語・隠語(2)抜粋

警察用語・隠語(2)抜粋

アカイヌ・アカウマ・アカネコ:放火

アカ(赤):共産主義者

アカハタ(赤旗):共産主義。日本共産党機関誌名はこれから来ている

アカポリ(赤ポリ):婦人警官。紅白歌合戦の紅組は女だから

エンコ:指

オミヤ(お宮):迷宮入り。こりゃお宮だな

オレイマイリ(お礼参り):出所者が関係者に対して行う仕返し

警察用語・隠語(1)抜粋

警察用語・隠語(1)抜粋

機捜(きそう):機動捜査隊、初動捜査

ゴタ:けんかやもめ事などのトラブル

サンズイ:汚職事件。「汚」の字のサンズイから

SIT:警視庁刑事部捜査1課で、誘拐や人質立てこもり事件を担当する特殊犯捜査係(Special Investigation Team)の略称

地取り(じどり):事件発生後に現場周辺で行う聞き込み捜査のこと

赦免(しゃめん)

赦免(しゃめん)

罪や過失を許すこと。ーする。

赦免状:罪を許す旨を記した文書。赦状。

嵌る(はま/はめ)

嵌る(はま/はめ)

好きな物事からどうしても離れられなくなっているさま。

薄幸(はっこう)

薄幸(はっこう)


幸せが薄い・こと(さま)。ふしあわせ。「―の身」「―な運命」

営為(えいい)

営為(えいい)

いとなみ。行為。「月々の―」

詳(つまび)らか/審らか

(つまび)らかにする

くわしいさま。物事の細かいところまではっきりしているさま。「―な事情」「内容を―にする」